キャンプにおいて必要不可欠なギア、 それがテントです。
さらに、 日陰の確保や、 急な雨が降ってもプライベート空間を守ってくれるタープ。
自分のキャンプスタイルにあったテント・タープを選びましょう
メニュー
テントの種類
テントの選び方
テント選びはキャンプのスタイルに合ったものを選ぶことがポイントです
1・サイズや形状
テントを使用する人数を踏まえてテントサイズを選択します。
推奨定員人数より1~2人ほど余裕をもって選ぶと荷物なども置けて、より広々と快適に過ごせます。
さらに移動手段によって、 重さ、収納サイズなどをチェックするのも重要です。
2・耐水圧
テントの耐水圧のチェックもしておくと安心です。
対水圧は、1平方センチメートルあたり、どれくらいの水圧に耐えられるかを示した数値です。
通常の雨なら1500~2000mmあれば問題ないとされています
3・素材
テントの素材には、一般的に多く使われているポリエステル、 軽さのナイロン、 通気性が良く結露に強いコットン、 ポリエステルとコットンをあわせた ポリコットンなどがあり、使用する時期や環境に応じて選ぶのがポイントです。
冬キャンプもする場合は、テントの裾(テントスカート)が付いているものや、コットンもしくはポリコットンを選ぶとより快適に過ごせます。
ただ、コットンは濡れたまま放置するとカビやすいのでしっかり乾かしてからしまう必要があります。
4・価格
キャンプを始めるには、テーブルやチェアー、シュラフなど、さまざまな道具を揃えなければいけないと思うので、ある程度の金額がかかってしまいます。
なので、テントの予算をあらかじめ決めておくと安心です。
予算や機能面などを加味したうえで選びましょう
5・設営方法
サイズやデザインを重視してテントを買ったものの、設営に時間がかかってしまい、それだけで疲弊してしまうといことがないように、あらかじめ設営方法を確認しておくとより安心です。
おすすめのテント
おすすめのテントの記事はこちらをご覧ください
タープとは
日差しや雨を防ぐため、キャンプでよく使われるアイテムです。
また自然の中の居住空間を確保するための役割も果たしてくれます。
テントと一緒に使用することが多く、雨の時でもテーブルやチェアを広げて食事が楽しめます。
タープの種類
タープは代表的な4種類から、自分のキャンプスタイルに合わせて選んでみましょう!
タープの選び方
タープを買いたいけど、 種類が多すぎて何を選べば良いかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
ここではタープを選ぶ際のポイントを紹介します。
収容人数
タープを選ぶ上で重要なのは人数。
サイズが豊富なのもタープの特徴ですが、 初めて購入する時はどのサイズがちょうどいいのかわからないと思います。
購入の際には必ず使用人数を確認しましょう。
もし使用人数の記載がなければタープの大きさ÷4で使用人数を割り出すことができます。
形状
上記で説明したようにタープには4種類あります。
・ヘキサタープ
・レクタタープ(スクエアタープ)
・スクリーンタープ
・ワンタッチタープ
自分のキャンプスタイルに合わせて適切な形状を選びましょう!
価格
タープは値段が高くなるにつれて、 生地の強度が優れているものが多く、強度が高いことで、風の影響を受けても破けにくいです。
頑丈なタープを購入したい方は、 少し値段が高めのタープがおすすめです
素材
タープはポリエステルやナイロンなどの化繊生地を使用したものが多いです。
防水性や紫外線に強いですが、火の粉に弱く、穴が空きます。 タープ下で焚き火を楽しみたい方は、 コットンとポリエステルを掛け合わせた、TC素材 ( ポリコットン ) がおすすめです。
【 *注意*メーカー的にはタープ下では火気厳禁となっています 】
付属品
タープは本体の幕と本体の幕を支える金属のポールやペグ、ロープの3つからできています。
商品によって、本体の幕のみ販売していたり、付属品が付いていないこともあります。
ネットなどで購入する際は、タープの付属品のポールやペグ、ロープがついているか確認しましょう。
- ポール : 折りたたみ式や分解式など種類や長さもさまざま。ポールの本数を増やすと、タープのアレンジが自在にできます。
- ペグ : タープ設営においてとても重要なアイテム。自立しないタープはポールを支えるため、必ず必要です。 長さ・チタン、ステンレス、スチール 、鍛造、鋳造などさまざま種類があります
- 自在ロープ : 自在金具が付いたロープで長さを自由に調節できます。ポールを支える際に便利。
おすすめのタープ
おすすめのタープはこちらの記事をご覧ください!
タープ 張り方・サイトでの設置方法
タープの張り方は奥深いです。
何度も何度も張ってみるしかありません。
最初は1人でできなければ、 2人でやってみてください。
何回もやっていれば、 必ず1人でタープは立てれるようになります。
YouTubeなどでタープの張り方動画が多数あるので参考にしてみてください!
タープを張る前のポイント
風向きを見極める
いくらしっかりと張ったとしても、 強風にあおられればタープが崩壊します。
風の影響を受けにくい場所を選び、 風を逃がせるようなレイアウトでタープを張りましょう。
風上にタープの頂点を、その対角線上に風下が来るようレイアウトすると風が通り抜けます。
周りに他の方のサイトがあれば、 向きを真似してみてください。とても勉強になります!
太陽との向きを見極める
タープは一般的に日よけに使われますが、 向きを間違えてしまうと直射日光になってしまいます。
太陽は東から西へ移動するので、その向きを見て陰ができるようにタープをレイアウトしましょう
ペグが打ちやすく、安定しやすい場所を選ぶ
タープを張るときはなるべく平坦で、 石などでごつごつしていない場所、 水はけのいい場所を選んでタープを張りましょう。
いいポイントが見つかればペグが固定しやすく、 タープも安定します。
注意しなければいけないのは川の近くや中洲などは、 川が増水して流される危険があるので避けてください。
タープ張り方種類
タープの側面をテントと密着させたスタイル。
やり方も簡単でテントの玄関部分にタープのサイドを被せてポールを立てるだけです。
テントとタープの往復が楽なスタイルなので 雨の日でも濡れることなく快適に過ごせます。
タープのメインポールがある部分にテントを潜り込ませてつくるスタイル。
テントとタープに一体感があるので、 見た目もキレイな仕上がりです。
テントから出たときにタープポールが正面にないので、お子さんのケガ防止など安全面にも優れています。
小川張りはテントのうしろにポールを設置しロープを引っ張るので、専用のベルトが必要となります。
コールマンなど各メーカーから発売されてます。
森などにある木とタープをつなぐスタイルです。
ペグを打てる場所が限られているときやタープを立てるのに十分なスペースがないときに役立つ張りかたです。
ウッドスタイルのポイントは、 ロープで引っ張ったときに倒れない丈夫な木を選ぶことです。
木にロープを結ぶときは、 タオルなどで木を保護することも忘れないようにしましょう。
車とタープをつなぐスタイルです。 オートサイトや車中泊で使えます。
普通にタープを立てるよりも、 居住スペースが広くなるのでより快適な空間となります。
車から荷物の出し入れもしやすく、 天気が悪くなったときにすぐ車に避難できるのも大きなメリットです。
タープの片側を低くして、落ち着きのあるスタイルをつくるおしゃれスタイル。
やり方はポールの片側を短くするだけと簡単です。
ロースタイルのポイントは、テーブルや椅子などの高さを低めに揃えてあげること。
全体的に目線が下がることで、ソロキャンプやタープ泊におすすめです。
キャンプサイト タープ 配置
車を乗り入れる場合は車を目隠し替わりにしてみましょう。
例えば、 区画サイトであれば隣り合っている場所に車を置くだけでプライベート空間を確保することができます。
フリーサイトでは隣り合っている場所や、 テントの入口が隠れる位置に車を置くことでプライバシーの確保だけでなく防犯効果も高くなります。
テントを風上に設置することで風よけとなり、 タープに風が入り込むのを防いでくれて吹き上げや転倒の防止になります。
テントでも防げない風が吹いている場合は、 車を最風上にレイアウトして風よけにするという方法があります。
まとめ
・テントは自分のキャンプスタイルによって種類やサイズを選ぶ
・タープは使う人数によって大きさや形状を選ぶ
・サイトによってテント・タープの張り方を考え配置する